六水院では節分を「大晦日」、翌日から「新年」と考えます。大晦日に旧年中の厄を祓い、新年の災厄(さいやく)を祓う福運祈願の儀式である「流生命 星まつり」を毎年、熊本本院で催行しています。
当日が平日に当たる場合は、2月第1週の日曜日に行なう決まりです。当日は、ご参拝者と全国から寄せられた護摩札を護摩壇に供えて護摩木とともに燃やして災厄を祓い、家内安全をはじめとする諸願成就を祈願する「紫燈護摩焚き供」がメーンイベント。当日は北海道から沖縄まで1000人以上の参拝者が訪れます。寒空に炎が燃え盛り、そのまわりを修験僧が祈願をこめて走る姿は勇壮そのものです。
儀式後、神殿では下ヨシ子管長をはじめ、六水院の主だった僧侶(教師)、芸能人、スポーツ選手などによる豆まきが行なわれます。
そのあとが、参拝者待望の火渡りの儀式。自分の体を火と接することで、「どんなことにも耐えますので、どうかさらなりご加護をください」と神様に願う経験な儀式ですから、裸足になって渡ります。渡ったあと、下ヨシ子管長から手渡しで記念品が授与されるのも、参拝者にとっては大きな楽しみです。
機会がありましたら、どうかご参拝ください。
六水院では「流生命 星まつり」「地蔵盆」「大施餓鬼(せがき)供養」を三大祭として、特に重視しています。大祭催行月以外の各月6日には、全国から寄せられた祈願書を大釜焚きに付す「縁日祭」を執り行なっています。

「この世には、信じられないほどの水子がさまよっています」
下ヨシ子管長は常々、さまざまな事情で親より先に亡くなった水子たちが、成仏しないまま苦しんでいる姿に心を痛めています。
そのような水子霊を慰め成仏させてあげること、さらにはこの世に生を受けた子どもたちが健やかに育つことを祈願するのが、地蔵盆の目的です。六水院境内には、水子霊たちが修行を重ねる「賽(さい)の河原」を再現し、水子霊を守護する地蔵菩薩(お地蔵様)が60体以上並びます。参拝者はお地蔵様に風車やお菓子を捧げ、水子の霊が苦しい修行に負けないように慰めるのです。
地蔵盆は毎年、7月の第一日曜日に催行されます。

私たちのご先祖様は今、あの世の入り口で修行中の身です。お盆は1年に1度、そのご先祖様を自宅にお迎えし、たくさんの振る舞いをする行事。お盆が終われば、また修行の場に戻って行かれます。しかし、ご先祖様は子孫が精一杯の供養をしないかぎり、成仏できません。
六水院の大施餓鬼供養は、有縁無縁の霊を慰め、成仏の道に導く行事です。
夏の暑い盛り、この世に戻ってきた霊たちに聖米を施す「大釜焚き」の儀がはじまると、釜のまわりには、ひんやりとした空気がただよい、神殿内はおごそかな雰囲気に満ちあふれます。施しに喜ぶ霊たちの気配を身近に感じることができるだけに、参拝の方々の心も慰められるのです。
大施餓鬼供養は毎年、8月第一日曜日に施行されます。
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