2007年7月1日、熊本六水院本院で、六水院三大祭りのひとつである「水子地蔵盆」が開催されました。このお祭りは、子どもたちのすこやかな成長を願い、何らかの事情で成仏できていない子どもたち(水子)の魂をなぐさめるものです。
梅雨の最中にもかかわらず、当日は快晴。じっとしていても汗が出てくるほどの気温でしたが、親子連れの方たちを中心に、老若男女数百人という多くの方たちが参拝されました。
午後1時から神殿で始まった儀式では、下ヨシ子管長の先導で、祈願と供養の読経、釜焚きが行なわれ,約1時間30分で終了。子どもたちには参拝のお礼として、下管長よりお菓子の詰め合わせ、箸、仏画の塗り絵などが贈られました。
儀式後、参拝された方たちは、神殿のとなりのスペースに作られた「賽の河原」にお参りにいきます。それぞれが手にした風車を、僧侶たちが寄進した約60体のお地蔵様のそばに供えるのです。
「賽の河原」は、親より先に亡くなった子どもたちが集まるところ。何か暗いイメージがありますが、六水院の場合は違います。「そこは、保育園みたいなところ」という下ヨシ子管長のお言葉もあり、水車や花で飾られて底抜けに明るい雰囲気です。お地蔵様も皆、穏やかな表情をされています。歩いているだけ、見ているだけでも心が自然になごんできます。 |