徳川の時代から始まったとされる七五三の御祝い。
今のように、昔は当たり前に子供が育たなかった時代。
七・五・三の奇数の年、神仏に子供の成長を御奉告し、盛大に御祝いしたものでした。
六水院では毎年11月6日の縁日祭にて、0歳児から小学生までのお子様に、お加持をする『稚児加持(お授け)』という儀式を行っております。
これは金剛(こんごう)誓(せい)水(すい)という仏様の淨香水を、頭頂に灌ぐ(灌頂する)ことによって、仏様の智恵と、お力を授かるというものです。
神様から授かった大切な命を、守り支え育てていく上で、七五三という子どもにとっての厄年でもある節目に手を合わせて祈りを捧げ、供養を捧げ、そして我が子を御祝いする事は、とても大切な伝統なのです。
また、残念ながら遠方にお住いの為、ご参拝が難しい御家族様には、御供養・御祈願等のお申込みは可能ですので、お尋ね下さいませ。
毎年、お子様方の御成長を楽しみに拝見させていただいております。
そして、様々な御報告をお聞き出来ますのが、私共の喜びで御座います。
合掌
※別日に御子様をお連れになりたい方は、六水院までご相談下さい。