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円成庵でのご法楽護摩・釜焚きを勤修致しました。


六水院恒例となりました円成庵での年に一回のご法楽護摩・釜焚きは、秋晴れの中、滞りなく勤修致しました。円成庵でのご法楽護摩・釜焚きは今年で14回目を迎えました。
下管長からは「この数年間、辛いことの方が多く、『今年も来られて良かった』という思いがありましたが、今年は感謝の心をお土産に持ってくることができました。」とお話がありました。
 
感謝のお心とは、先日東京支部で行われた釜施餓鬼供養でのことです。施主の方は、ご家族のことでいろいろ悩み管長の釜施餓鬼を申し込まれた。お施餓鬼の儀式を終えた後、その方は下管長に娘さんのお話をされてそうです。
 
その娘さんは、六水院にご縁ができる前は父にとても反抗的だったそうですが、六水院にご縁ができるようになり、今では父の話を『はい、はい』と素直に聞くようになったとのことです。その方は、父の話を素直に聞き入れる娘の姿をみて感動し、“六字明王様に深く感謝しております”と話されたそうです。その感謝の思いは“一生どころか死んでも忘れません”と話され深々と頭を下げられたとのことです。
 
下管長ご自身、いろんな苦悩を抱えている中、信者さんよりこのようなお心癒されるお話を頂いたことに感謝し、その思いをお土産に持ってくることができましたとお話されました。
 
また、今年も円成庵を支えてくださっていらっしゃるボランティアの方々より、おうどんとおにぎりをいただき、とても心温まる一日でした。
 
そのあとは、空海上人誕生の地に建立された善通寺でお経を捧げ、巡拝させていただきました。

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